こんばんは、車買取・販売のザ ビークルズ 東條です。
今年は新型車が盛り沢山、ジムニー、クラウン、そしてカローラ。
カローラのハッチバックモデルは車名が転々とし、カローラランクスがオーリスとなり、またカローラスポーツへ。
こんなニュースも。
低迷 プリウス、新車販売でトップ10圏外 7月車名別 | レスポンス(Response.jp)
7月の新車販売台数でプリウスがトップ10から外れてます、その代わりにカローラスポーツが入っている形。
低迷なんて書かれているけれど、月に9957台は充分売れているクルマ。
さて、そのカローラスポーツ、8月に走りの6速マニュアル車が販売されます。
しかも、ただのマニュアルでは無い様子。
変速時の「ガックン」少ないMT車 トヨタが発売:朝日新聞デジタル
ちゃんとクラッチペダルも付いていて、クラッチを踏んで変速操作。
だけど、ペダルやレバー操作をコンピューターが検知して、エンジンの回転数を自動で変えて変速ショックを減らす「インテリジェントマニュアルトランスミッション(iMT)」を搭載しているようです。
初心者ドライバーさんでもカッコよく、教習所のクルマより楽々運転出来ますね!
ここまで至れり尽くせりだと、原始的な機構のごく普通のマニュアル車乗っていたオジサン的には……
そこまでクルマにやってもらうなら、オートマでいいじゃん!
と思ってしまうのですが、制御の必要が無ければ制御されないと思うので、特に気にせず乗ればいいのだろう。
オートマチックトランスミッションとマニュアルで何が違うと言うと、多分パワーの伝達ロスがマニュアルの方が少ないって話だったと思う。
オートマチック車のトルクコンバーターって、一旦液体を介して動力を伝えているとかでロスが少しある、こんな感じ。
対してマニュアル車は、変速時に動力を切り離す機構、クラッチが有る。
強いバネで摩擦力の有る板を押さえつけたり離したりしているので、これを繋ぐ際にエンジンの回転数とタイヤ側の回転が合わないとギクシャクして最悪エンスト。
これを回転数を制御して誰でもマニュアル車を楽しめるのが、今回のインテリジェントマニュアルトランスミッション。
しかも最新技術なのに、オートマよりちょっと安い!
トヨタと言えば、86のマニュアル車に『オートブリッピング』が付いていた。
スポーツ走行時に変速する時に回転数を自動で合わせてくれる機能で、カローラスポーツの物とは違うけれど。
豊田章男さんの意向なのだろうか、運転する楽しさとか操る楽しさを広める事って。
(ラグーナ蒲郡隣の空き地で、86でドリフト走行して遊んでいたのを去年見た、垂れ幕が掛かっていて『頑張れ社長!』みたいに書いてあったから多分そう)
沢山の人に楽しんで貰って普及させるには、誰でも簡単に操作出来るとか扱えるようにしてある事は必要なんだろうなぁ。
マニュアル車で手軽にスポーツ走行をする事が出来る86だったり、マニュアル車自体をスムーズに運転出来るようにしたカローラスポーツみたいな。
マニュアル車がまた売れだしたらちょっと面白い。
クルマ以外の事でも、モノが普及する為にこう言う事って大事なんだろうね。
ボタンだらけのパソコンより、画面だけのスマホでインターネットが一気に追い抜いた様に。