こんばんは、車買取・販売のザ ビークルズ 東條です。
物騒なタイトルですが、愛知県防犯情報でも注意喚起されるほど、今年になって豊橋市内でナンバープレート盗難が発生した事が有ります。
一部町内で何台も盗まれてしまったようです。
残念ながら世の中良い人ばかりではない……
なぜナンバープレートが盗まれるのか?どんな対策をすればいい?(CarMe) | 自動車情報サイト【新車・中古車】 – carview!
ナンバープレートは当然車体の外側に装着されているから、盗もうと思えば盗めてしまう。
そこで、盗難を防ぐためのアイテムが有ります。
新車購入時にナンバープレートの盗難防止ナットがオプションで用意されていて、体感的には装着されている方が3割くらいです。
そのボルト毎に花型に掘られた溝があり普通のドライバーでは回せず、付属の取り外し工具でないと外れない設計。
とても硬い素材で出来ていて、頭が曲線を描いた形状なのでペンチ等で挟んで廻そうと思っても食い込まず廻らない。
ザ ビークルズではお客様から買取後に名義変更を必ずしておりますので、ナンバーを外す作業になった時、この盗難防止ボルトが付いている場合は一緒に頂いている専用工具で外します。
(装着されている方は、外す為の専用工具もご準備下さいね)
他にも有名な盗難防止ボルトで『https://www.euroke.co.jp/jcclock1/』なる製品が有ります。
輸入車メーカーで取り扱っている所が有ったり、警察関係機関(どこ?)が推奨していたり、営業者や公用車への採用が多いなど、効果が評価されている商品。
一度装着すると、破壊しないと外せなくなる仕様。
専用工具も無く、簡単には外れない。
人力では外れなくて、電動工具で破壊が必要。
(取扱店には取り外し専用工具は有るらしい)
ナンバー交換時など、これが付いていると小一時間かかるクセモノ。
高い防犯効果を実感します。
とは言っても、人間が創り出した市販品なので、どれも時間をかければ外す事は出来る。
意味ないじゃん、と思われるが悪い人の心理としては『外すの面倒くさいな、これはやめて他に行こう』となる。
時間かけて狙うより、ドライバーで簡単に外れるナンバーを狙いに行くはず。
(他の人が犠牲になってもいいのか!って話になるけど、それは割愛)
さて、ナンバーなんて盗んでどうするの?
どうも盗んだクルマにつけて、運搬に使うらしい。
なんとなく、それは解る。
では、仮に盗んだナンバーを他のクルマに付けたとして、そのナンバーに盗難届が出ていたら簡単に捕まってしまう。
盗んだナンバーを何枚か切った貼ったで、違うナンバーを作って偽装するらしいです。
で、その際に数字が一桁や二桁のナンバープレートをベースとして、数字を切って貼り付けるらしい。
何故か。
数字が四桁に満たないナンバーは空白部分が『・』になっているから、その上に別の数字を貼りやすいから。
希望ナンバーが盗まれやすいと言う話が有るが、そのナンバーが欲しくて狙っているのではなく一桁や二桁の希望ナンバーだと、偽造しやすいからだそう。
(やったこと無いからわからないけど)
盗難防止ボルト、装着したくなりましたか?
朝起きてクルマに乗ろうと思ったら、ナンバーが盗まれている!
出勤出来なくて仕事に遅刻!
もう最悪です。
ナンバーなんて盗んでどうするのか、理由が解ると対策をしなくてはと思いますね。
クルマのトラブルで、時間を無駄にしないようにしていただければ幸いです。
企業の社用車に盗難防止ボルトを積極採用している理由が『ライバル企業からの妨害を防ぐため』なんて、嫌な時代になったものです……