こんにちは、車買取・販売のザ ビークルズ 東條です。
車屋らしい、真面目な内容です。
皆様、普段お乗りになっているクルマに携行されている書類って見た事ありますか?
車検証、自賠責保険証や説明書などなど……
今回は車検証のお話。
買った時に説明と共に確認して、車検に出して帰ってきた時に一瞬確認するかなくらいだと思います。
実のところ、私も車好きは自負していましたがクルマ屋になるまで、ほとんど見た事無かったです。
その書類がどんな色や大きさだったのかも覚えていないレベル。
コレが今発行されている、普通自動車の車検証です。
クルマの持ち主の表記がある部分はこのあたり。
『所有者』と『使用者』の2つになっています。
blockquote>第二百六条 所有者は、法令の制限内において、自由にその所有物の使用、収益及び処分をする権利を有する。
使用している人が所有権を持っていると、自分の権利で売買したり処分する事が出来ます。
その場合は、同じって意味でこんな風に※印で表されています。
しかし、先の車検証の場合は所有者が自動車販売店名義になっています。
ローン会社名義の場合もありますよ。
つまり使っている人が売ろうと思っても、所有権を有する自動車販売店などに許可してもらわないと売れないんです!
コレは大変です、自分の権利で売れません。
でも、多くの方がこの形を取っていたりするんです。
この場合はどうすればクルマは売れるのか。
続く。
今回は車検証について、ちゃんと説明してみようって連載です。
そして、最近は役所関係の資料やパンフレットにも多用される『かわいいフリー素材集 いらすとや』さんの素材を使ってみる事にしました。
何でもあってコレは危険、世のイラストレーターさんの仕事が無くなる!