こんにちは、車買取・販売のザ ビークルズ 東條です。
ツイッターで話題になっていたお話。
私も知ったきっかけはツイッターです。
Twitterで話題となっている画像がある。それが、「自動車技術総合機構からのお知らせ」と書かれた掲示物。
その内容というのが、回転部分の突出禁止規制 および排気管の開口方向規定の改定について。今まではみ出しては行けなかったものがOKになり、排気ガスを出すマフラーがどこから出ていようともOKになるというものだ。
詳しく解説してるページ。
保安基準の改正で“はみ出しタイヤ”の「車検が通る」ようになるらしい!(平成29年6月22日以降に新車登録した物に限る?)
こちらのタイトルと違い、製造年は関係なく適応されるようです。
ホイールがフェンダーからはみ出てはダメだけど、正しいサイズのタイヤ履いていてゴムの部分が1センチ以内ならはみ出してもOK。
マフラーの出口の開口方向も規制を廃止するそうです。
しかしイラストが追加されて暴走族の竹槍マフラーはダメってちゃんと書いてある、さすがです。
参照:審査事務規程の一部改正について(第 11 次改正)PDF
最近、お店に入庫する車両がスポーツカーが多かったんですが、すごく気になっているパーツが有ったんです。
リアタイヤの上、フェンダー部分についたこのパーツ!
不自然だ。
このパーツ、今回改正された保安基準の対策だったようです。
クルマのデザインを丸く仕上げていて、ホイールもボディギリギリまで外に出しているため、若干タイヤがはみ出すのをこの小さなパーツで防いでいた。
空力的な何かではなく、日本の保安基準用でした。
もしかして、と思って国外モデルのポルシェ見るとこのパーツが無くてスッキリしてる。
レクサスも海外モデルは付いていない。
リンクした記事にも有りますが、国外メーカーのクルマを日本に導入する時や、国産メーカーでも世界中で同じモデルで販売している場合に日本用だけパーツを追加する手間が省けるのが目的でしょうね。
マフラーが出てはダメとかタイヤ出てはダメとか、昔の暴走族が無茶苦茶な改造してた事への対応もあったでしょうから、もう必要が無いって事も有るでしょう。
正月と成人式の時しか見なくなったこういうクルマね。
今回の保安基準改正でクルマのデザインの幅が広がりそう。
と言っても、タイヤの事は今までも国外では大丈夫だった訳でそこまで変わらないか。
マフラー出口の開口方向規制廃止の方は、面白いことになりそう。
ボディサイドからマフラーを出すようなデザインを純正での採用は難しいかもしれないですが、アフターパーツでは増えそうですね。