こんにちは、車買取・販売のザ ビークルズ 東條です。
本日は特殊な技術を持った職人さんのお話。
こちらのマツダ ロードスター、グリーンの外装でブラウン幌と革シートのクラシックなイメージの1台。
カッコイイ……
I様、ご購入ありがとうございます。
決して走行距離も多くないのですが、どうしてもスポーティーなシートなので乗降時に当たってしまう為、スレとひび割れが……
そして前のオーナー様がナビゲーションか何かを装着していたと思われるネジ穴。
最近は強力な吸盤固定タイプが主流なので、穴を開ける事は少ないですが少し前はガッチリ固定はネジ止めが確実でした。
ご要望によりクルマのオークションより仕入れた車両ですが、この部分はちょっと気になります。
そこで今回は自動車内装修理のプロに依頼をしました!
トータルリペア リボーン 前里さんです!
(画像許諾使用させて頂きました)
トータルリペア リボーン | インテリアリペア全国の匠
『リボーン=再生』
クルマの内装を補修し、元通りに直してくれます。
前里さんのブログを見ますとソファや家具なども補修する事も出来るようです。
あと、美味しい飲食店のグルメ情報とコーヒーの事も教えてくれます。
まずは養生から、作業箇所以外が汚れないように。
(この後さらに養生されていました)
作業工程は企業秘密との事ですので、遠めから。
ダッシュボードの穴が埋まり平らになってきた辺りの状況。
シートの補修作業中。
表面を削ったり、何かで埋めたり。
元の状態より、大きく削られている……
自動車鈑金もそうですが、私みたいな全然知らない素人が途中の工程を見ると『本当に直るの? 悪化してない?』って思ってしまうのですが、最後はちゃんと直るんですよね。
企業秘密の作業の末、完成!
なんということでしょう……
長年の使用により擦れてしまっていた、思い出のシート。
何処にスレが有ったのか解らないくらいに直りました。
マジで直ってる……
ダッシュボードの穴の方。
直ってる!
こちらも何処に穴があったのか解りません。
作業的に見ていてスゴイなと思うのは、何か型紙みたいな物が有る訳ではなく目と手で模様や色を再現して調整している事。
革シートやパネルもそれに有った素材の補修材を使って、色をその場で配合して目で合わせてる。
革の模様も生地毎に違うのに、同じ見た目と触り心地になるようその場で模様を手作業で作っている!
職人技です。
クルマって工業製品に過ぎないので、新品部品への交換で何でも直ってしまうのは事実です。
でもちょっとしたキズだったら補修して使う事で、貴重な地球の資源保護と廃棄物処理による二酸化炭素を削減に繋がります、大袈裟だけど。
ブログを拝見させて頂くと、クルマだけでなくソファ等の補修やクリーニングもやっているようですよ。
トータルリペアリボーン 前里さん、補修作業と取材ご協力頂きありがとうございました!
the vehiclesではご満足頂ける中古車をご提供致します!
よろしくお願い致します。